GPSヘルシンキ2018(11月1日〜11月2日)

ヘルシンキ大会が終わって、早数日。

今は地元広島で行われるNHK杯を観戦するため広島移動中です。忙しい!

2017年世界選手権に続き2回目のヘルシンキ訪問でしたが、今回も素敵な思い出を作ることができました。

そんな訳で観戦記を綴っていきます。


〜11月1日〜

成田からフィンエアーに乗ってヘルシンキへ。直行便なので10時間ほどで到着です。それほど時間もかからなくて助かります。

今回は何故か出発が30分ほど遅れちゃいましたが。

空港到着後は色々手段がありますが、世界選手権のときも使った電車で。ちょっと離れたところに乗り場があるので歩くことにはなりますが他の交通機関よりもちょっと安めな上に、モバイルアプリHSLで購入すれば更にお安く!このアプリ、簡単に各種交通チケットを購入できるのでヘルシンキ観光する方にはおススメです。

ちなみに空港に到着したのはだいたい14時半くらい。男子の公式練習が15時くらいからあったのですが流石に会場までは間に合わないため見に行くことができなかったのが残念…。Twitterで情報は見ていましたが、羽生くんはジャンプはまぁまぁ、ただやたら笑顔だったということで調子がいいのかなぁとほっと一安心。

ヘルシンキ中央駅に着いたら予約していた駅近のホテルへチェックイン。この日は公式練習だけで試合はないためしばしのんびり。

夜は先に現地入りしていた友人とそのまた友人達と合流して食事に行ってきました。1人だったら量をあまり食べれないせいで食事をおざなりにしがちなので、誰かと一緒は本当助かります…。

この食事会、カナダと韓国の羽生くんファンも参加してまして、とても国際的な食事会に(笑)韓国の羽生くんファンは日本語ペラペラ、カナダの羽生くんファンはちょっと日本語分かるという感じでしたが、まぁ皆んな羽生くん応援しているという気持ちで繋がってるので言葉が多少分からなくても何とかなるものですね。


〜11月2日〜

【スケジュール】

公式練習

ペアSP

女子SP

ダンスRD


◾️公式練習

この日は午前中は少し観光してダンスの公式練習の時間帯から会場へ。

ちなみに今回の大会の会場は世界選手権のときのハートウォールアリーナではなくヘルシンキアイスホール。トラムで中央駅のあたりから15分くらいで行くことができます。アイスホールはハートウォールアリーナよりも小さめで、座席にも傾斜があってどこに座っても見やすそうな印象(上の階はどんな見え方か分からんけど)

まぁ羽生くんファンなのでどうしても羽生くんがいると彼の調子ばかり注目してしまうんですが(笑)1日は笑顔が多かったという情報が上がっていたけど、2日は普通に集中している様子。エッジ系のジャンプや、話題の4T3Aを繰り返し確認してました。しかし本人比なかなかエッジ系のジャンプが決まらない…。これ試合終了後に分かったのですが、氷の状態の関係でエッジ系のジャンプが跳びにくかったようです。たしかに他のスケーターも苦戦していた。

とはいえ、本当に調子が悪いのときのような印象はない、むしろいいんだろうなと感じました。4Tは何度も決めてたしね。


◾️ペアSP

本当なら中国のスイハンがアサインされていたのですが、スイちゃんは昨シーズンからの怪我のリハビリもあるため早い段階でWD。見るの楽しみにしていただけに悲しかった(´;ω;`)

日本からは海龍。彼らもペアを結成した頃から考えるとペアらしくなったなぁと感慨深く。しかし海羽ちゃんが最近ちょっとジャンプ決まらなくなってきてる気が?ペアは相手とタイミング合わせて跳ばないといけないし難しいよねぇ。がんば!


◾️女子SP

いやぁ、しかしこれまた荒れました女子…。ミスが続出し。ううう、みんなそんなしょげないで…。

・理華ちゃん

ジャンプは全部着氷したけど3F3Tと単独の3FそれぞれでUR…。これまでも回転不足を指摘されやすかったけど、今季のルール変更で更に回転認定が厳しくなってるのもあってかかなり辛い判定に…。ただね、ステップはさすが理華ちゃんというかキレキレでかっこよかったんだよ!惚れる!

・優奈ちゃん

女子はミスする選手が多かったんだけど、その中でノーミス!(3Lzにアテンションはついたけどそこはいったん置いて)満開の笑顔が見れました!可愛い!SPでは日本女子トップの2位。

・花織ちゃん

スケアメで知子ちゃんに次いで高得点を出して2位になった花織ちゃん。彼女本来の力が出せれば、今回の表彰台も間違いなしでファイナルも確定間違いなしと目されていました……が、やはりその本来の力を本番で出す…というのは難しいよね。まさかの2転倒。SP7位という彼女の実力を考えたらびっくりする順位に。キスクラでもしばらく立ち上がれないほど泣いてて、もうそれを見てるのもつらくて。でも順位ほどトップとは差は開いていない。まだ終わってないよ!と心の中でエールを送りました(´;ω;`)

・ザギちゃん

急激な成長期を迎え、今季はかなり苦労することになるかも…と思っていたのですが、昨季ほどの絶対的な安定感ではないけどネーベル 、JOとノーミスが続いていたのでこのまま突き進んでいくのか!?と思っていたのですが、やはり成長期というのは難しいね。

まさかのコンビネーションでセカンドループが抜け。しかしそれでも繋ぎの濃さや他の要素はきちんとこなしてSP1位!


◾️ダンスRD

シングルに比べたらどうしてもカップル競技の知識が少なくて、綺麗だなぁ凄いなぁというふわぁとした感想しか書けないのだけど(笑)

ロシアのカップルがみんな技術も凄くて素敵!特に今回の大会ではステブキとポポモズに惚れた。それと地元ヘルシンキカップルも上手だったー!

ヘルシンキ行き当日

気がつけばヘルシンキ行き当日になってしまった。そうです、GPS第3戦ヘルシンキ大会に行ってきます。

本当はもっと前に羽生くんの新プロについての記事書こうと思ったのに、あれよあれよと日が経って……。

昔からぶれることなく尊敬し続けているジョニーとプルシェンコのリスペクトプロ。

otonalとorigin。

公開練習でそのプロが発表されたときは、久々の新プロということもあり、まさかのリスペクトプロというのもあって胸が高鳴りましたとも。そして少し過ぎる今シーズンで最後かもしれないという気持ち。

一戦一戦大事に見ていきたいね。


オータムクラシックから羽生くんもギアを入れて練習してきてると思うのでまた一段と変わったプロを見れると思ってるよ。

がんばれ!

2018年アイスショー〜浅田真央サンクスツアー〜

アイスショー関連はひととおり書いたなぁと思ったけど、そうだよ、サンクスツアーが残ってた!

今年から始まった真央ちゃんのサンクスツアー。本当は地元広島のに行きたかったんだけど、同じ時期にあるGPSヘルシンキ大会を選んでしまい……それならとさいたまの公演をダメもとで申し込んでみたら、まさかまさかの当選。

というわけでありがたく友人と行ってきました。

去年のザアイスを見に行ったとき、真央ちゃんはもうザアイスどころかスケートからも遠ざかってしまうのかもしれない…と悲しくてしょうがなかった。実際彼女もその時点では本当にやめようと思っていたらしい。でもそこから彼女自身も気持ちを切り替えることがあったんだろうね。リンクの上にまた戻ってきてくれた。しかも感謝の気持ちを伝えるために、全国を回ると。

日本では珍しい、何ヶ月も同じメンバーで練習、そして全国を回るアイスショー

舞ちゃんや無良くんといったアイスショーにこれまでもよく出演しているトップスケーターも入っているけど、他メンバーはほぼ経験なし。

しかし公演を見ていると、メンバーの息が合っていて、完成度がとても高い。このショーにかける意気込みがすごいのもあるだろうし、やはりずっとこのショーのためにみんなで練習しているのもあったんだろうね。これまでのアイスショーは公演数日前にスケーターが集まってオープニングフィナーレを練習、後はみんな個別にエキシを披露といった形で、それはそれで満足してるんだけど、まとまりはないし、全体の完成度でいったら低いショーも多い印象だった。

でも真央ちゃんのこのショーはその印象を完全に覆された。アイスショーの新しい形を見せられた気分だ。

真央ちゃんがこれからいつまで滑ってくれるかは分からないけど、どうか少しでも長く滑ってほしいな。

2018年アイスショー〜H&F・DOI・PIW広島

さて、CWW、FaOI以外に見に行ったショーをまとめて。


Heroes&Future2018 in NAGANO

今年は長野五輪から20周年ということで開催されたこのショー。

長野五輪に出ていたスケーター、現役トップスケーター、未来活躍が期待されるスケーターなど国内外からたくさん集まった豪華なショーでした。まぁたくさん集まりすぎて長野五輪からちょっと外れてる感あったけど(笑)

長野五輪に出ていたスケーターからは本田さん、ストイコ、ロロ様、アニペイ。もうレジェンド達もそれなりなお年になってたりもする訳ですが、まぁみんなすごい!ストイコなんてなんでそんなにキレキレなの!?ってくらい滑れてジャンプも跳べてビックリしたわ…。超かっこよかった。

初めて演技を見ることが出来たのだけど、出来ることならまた見てみたいわ。


羽生くんは金曜はJOCの表彰式に出ていたため土曜から途中出演。プログラムは五輪記念だしSEIMEIショーバージョン??とか予想もしていたが、'16-'17シーズンのFS:Hope&Legacy。この曲は長野パラリンピックで使われた曲を使用しているので、よく考えたらそりゃこれになるわ。

ホプレガは羽生くんが2017年ヘルシンキワールドでノーミスの神演技をして金メダルを掴んだ思い入れの深いプログラム。とはいえ、FaOIの幕張からようやくジャンプを再開し始めたばかりだし、休みなくショーや他の仕事をこなしている中で疲労も溜まっている。きっとこのプロをこなすのもしんどいだろう…と思いながら羽生くんが滑り出すのを見ていたのだけど、ひと蹴りひと蹴りするたびに思い出すヘルシンキのあの演技。そしてヘルシンキでみんなが涙したあの曲が一気に盛り上がる瞬間。まさかの4-3を跳んだ!!!

もうこの瞬間あのときの記憶がブワワッッと溢れて、そして見事な四回転をこの目で見れて涙腺崩壊。なんて強いスケーターなんだ。

しんどい中で、こんな素敵なプロを見せてくれてありがとう。


●DOI

今年は羽生くんだけでなくしょうまくんも出ないとあって、ちょっと寂しいDOI。とは言え有望なシニアスケーター、ジュニアスケーターの新しいシーズンの試合プロを多く観れるショーなので見に行かないという選択肢はない!

このショーでおお!これは期待!と思ったスケーターのプロをピックアップ。


・坂本花織ちゃん

彼女の新シーズンのFSはリショーさん振付のThe Piano。昨シーズンのアメリも不思議な雰囲気を漂わせる面白いプロだったけど、今回も独特な、でもとても綺麗で曲が進むにつれどんどん引き込まれていく感じ。これは完璧に滑り切れた時すごいものを見れる!!


・須本光希くん

新シーズンのSPは奈々美先生振付のトスカ。いやぁ、奈々美先生、トスカを選んでくれてありがとう!!須本くんにはこういった雄大な曲がよく似合う。スケーティングが綺麗だからだろうねぇ…。


友野一希くん

SPがなんとミーシャ振付でニューシネマパラダイス。私この曲大好きでね、私がジャッジならこの曲流れただけで加点しちゃいたいくらい(笑)友野くんは音楽を掴んだ滑りをするのが昔っから上手だけど、また更に上手くなってる。


三原舞依ちゃん

濃いピンクの素敵衣装を身につけて滑ってくれたのはウィルソン振付のSP:It's Magic。そのタイトルどおり魔法をかけられてしまいそうなかわいさ…。ああ、舞依ちゃん天使…。

しかし、ちょーーっと特徴が少ないというか、もう少しグッと掴む部分があるといいかなぁとも思ったり。


・シェルバコワ

ロシアの4Lzも跳べる脅威のジュニアスケーター、シェルバコワ。初来日!

FS:ロンドカプリチオーソを滑ってくれた。

ショーシーズンのこの時期に、四回転は入れてないけどジャンプもちゃんと入れてノーミスで滑りきりましたわ…。ふぁあああ。

しかし以前滑っていたDream Catcherがすんごく良かったから、ちょっと物足りなさが。


●PIW広島

広島には大きなアイスショーにも試合にも縁がない……と思っていたし、これからもそうなんだろうな、と思っていたらまさかのNHK杯!PIW!とあれよあれよと決まりびっくりした2018年。どうした広島。

地元開催が今後あるかどうかも分からないから行かないわけにはいかないというわけでチケットゲットして行ってきました。まぁぶっちゃけ最初は他のショーにお金つぎ込みすぎてやばい…諦めるか…って思ってたけど。

2,3年?3,4年ぶりなのかな?私が初めて行ったアイスショーというか初めて現地でスケート見るのもこのPIWでした。そのときは勿論楽しめたけど、正直興行としてはうーーーん、完成度が低いというか…内輪で楽しんでる感じというか、そんなイメージを持っていて、何年か行ってそれからFaOIによく行くようになってからあまり行かなくなったんですよね。他にも理由があるっちゃあるけど割愛。

そんなこんなで久々のPIW。PIWメンバーも色々新しい方々が入って、構成・演出を担当してる方が変わって、前に感じていた余計な「間」がなくなってる。それにメンバーの演じるプロにまとまりが出てきている。

おお、しばらく来ない間に良くなってるじゃないか!試行錯誤を繰り返して成長していってるんだなぁ。

さて、今回の目的の一つでもあるゲストスケーターの町田くん。引退してからずっと他のスケーターにはできない完成度も高くメッセージ性のあるプロを演じ続けてくれた彼だけど、まさかの10月のJO、CaOIでプロからも引退すると。PIWへの出演もこの広島が最後と。もっと出来ると思うんだけど、町田くんのことだからきっとこれからやりたいことが明確にあって、そちらで頑張っていくのだろう。

しかし初めて町田くんを見たときから随分変わったなぁ。これだけ自分をアピールする力を身につけ、実践して、自分の目指すべきところに向かって真摯にまっすぐ進んでいける人、なかなかいないよ。

そんな彼の演じるボレロ、圧巻でした。言葉にならんね…。

2018年アイスショー 〜FaOI〜

気がついたらもう10月、オータムすら終わっとるよ!もっと色々書き連ねていく予定だったのに…まぁいいや。今からでも残していく。

〜Fantasy on Ice〜
今年は五輪後ということもあって全部で5カ所!!スケーターも大変だけど見る方も追うの大変だ!(笑)
そんな私は幕張全日、金沢楽、神戸2日目、新潟楽、静岡2日目と楽に行ってきました。まぁ要するに全会場。何がこんな駆り立てるのかもう訳わからん。
ショーからだいぶ経ってるし特にお気に入りなスケーターやプロのみピックアップ。 

・テサモエ
五輪終わって引退して、やっとFaOIに来てくれたよ!!FaOIでは五輪シーズンのFS:ムーラン・ルージュと新EXマイケルジャクソンメドレーを滑ってくれたのだけど、なんという存在感、観客へ放たれるオーラ( ;∀;)
ポーズの一つ一つがすごく決まっている。そして相変わらずテッサの身体能力すげぇ!
あとこのショーを通じてモエくんのお茶目な性格に改めてきゅんと来たので是非来年も来てください…。

・カペラノ
もうFaOIレギュラーメンバーのなってるよね。私も大好きだよ。可愛いのよ!
FaOI後半で滑ってくれた、コラボプロのニューシネマパラダイスは彼らにぴったりで、美しくて涙出そうだったわ。五輪シーズンのFSライフイズビューティフルを思い出しちゃった。

三原舞依ちゃん
天使……アイスショーでも変わらず天使だった。ラ・カリファみたいな曲が本当に似合うなぁ。4連ジャンプ跳んじゃうような勝気な気持ちも持ち合わせてるのがまたいい。
久々にシンデレラを見れたのも嬉しかったわ。

・ステファン、デニスくん
ステファン先生、みんな大好きSlave to the musicを今年も滑ってくれたよ!曲が流れた瞬間悲鳴のような歓声で溢れる(笑)
そして今年は何とステファン・デニスくんの師弟プロが。神戸の初回の頃はまだ手探り状態なところがあったけど、回を重ねるごとに2人の息が合っていくのが分かって、プロの雰囲気に飲み込まれていったわ。

・アンサンブルスケーターズ
This Is Me大好きーーー!!高い技術力で引き込まれてしまった!実は映画見てないんだけど、映画もきっとこんな雰囲気なんだろうなぁ。また来年も彼らのこんなプロを見れたらいいなぁ。

・織田くん
もう後半のジュリーの勝手にしやがれに限る!(笑)今年も会場全体をどっかんどっかん盛り上げてくれました!引退してもなお進化し続ける織田くん。本人の人柄も相まって今最高のプロスケーターだよ。
テレビのお仕事も監督業も父親業も忙しいだろうに、どうやったら全てをこなせるんだろうなぁ。

・ジョニー
ジョニーもみんな大好きCreepを今年も滑ってくれたー!滑るとフワッと広がる長いスカートの衣装がとってもいいんだ。あれ、結構重たいと思うし、女子スケーターだとかなり滑るの難しそう。
しかし後半ではまさかのコラボプロ:川の流れようにで滑ってびっくりしたよね……うん(笑)

・プルさん
CiONTUに引き続きタンゴアモーレとニジンスキーを滑ってくれたプルさん。
タンゴアモーレでは演技終わりに最前に座ってるお客さんにあつーーーーいハグのサービス付きで、そんなことをされると思いもしていなかった初回のお客さんはリアルにハグ後に崩れ落ちて、人が崩れ落ちる瞬間を私は初めて見ました。
ショー終盤ではやらなくなっちゃったんだけど、ヤナさんに怒られたんかな?(笑)

・羽生くん
前半はCHEMISTRYとのコラボでまさかのガンダムで使われていたWings of Words
翼という言葉も入ってるし、当時ガンダム見てただろうし、それでお願いしたんだろうなぁ。てっきり2016年に川畑さんゲストの年に怪我で滑れなかった方の曲かと思ってた。
CiONTUではステップ・スピンのみでジャンプが跳べず、次に会うときにはジャンプ跳んでるから!と言ってくれたけど、約束どおり跳んでくれました。本人の思い入れも強い3A(´;ω;`)皆んなの前で最初に跳ぶのは3Aが良かったんだって。
歌詞の「空は飛べないけど、翼はあるのさ」ってところで3Aを跳ぶんだけど、もうその瞬間がとてもキラキラしていたわ。
しかし衣装は…まぁ今は慣れたけど、最初見たときはどうしてそんな…とちょっと思ったよね(笑)
後半は清塚さんとのコラボで春よこい。初回は見れてなくてTwitterに流れてきた情報で知ったわけだけど、最初はまた日本のポップスか…。嫌いじゃないけどせっかくピアニストとのコラボだからクラシックとか…って正直思ってたんですよね。でも見た人が天女…とかやべぇ………とかポエムとか呟きだすからとりあえず見てみんと分からんなと神戸に向かったわけで。
んで、落ちた。やべぇ_:(´ཀ`」 ∠):_ 
羽生くんの目指す女でも男でもない中性的な美がそこにあったわ。どこか苦しいような、でも途中からそこから解き放たれたような振り付けとか、はぁ……今まで見たコラボプロの中でも1.2番争うほど良かったわ。
しかし衣装がショー用とは思えないほど凝ってたし、何よりショーではほとんどケンジ先生振付が多い中でまさかのウィルソン振付。これからの試合でのEXでも滑ってくれるのかな?だったらいいなぁ。皆んなに見てもらいたい。

・まとめ
他にも良かったプロは勿論いっぱいあるけどもう全部は書けないのでこのへんで。
FaOIを見に行きだして数年、良いショーになっていってるし、ステキなスケーターもたくさん来て嬉しい!
嬉しい………が、長い。公演時間がとにかく長い。休憩込みで3時間半近く、もしくは超える。いくらスケートファンでも集中力切れる( ›´ω`‹ )そこまでのファンなら尚更。スケートイベントって女子比率も多いからトイレとかも列がすごいことなるんだけど、これだけ時間ないと行かないわけにもいかなくなってきそうなんだけど、行ったら休憩時間内に帰ってこれないんだよ。で、我慢するしかないか、誰かの演技を諦めるしかなかったり。
素敵なスケーター呼んでくれるのは嬉しいけど、絞った方がいいと思うんだよなぁ。
そしてアーティスト。なかなか懐かしのアーティストが多くてな…今人気のアーティストを呼ぶのは難しいのは分かるし、アイスショーだとどうしてもスケーターにばかり注目いくからアーティストも面白くないと思われるだろうけど、とはいえ…。
だって出演してるスケーターとか分からない人多いでしょ!?いやまぁ分からなくてもよくて、声がちゃんと出て歌が上手ければいいんだけど、oh…って方もいたりするんだよね。そこはどうにかしてほしいよ、社長さん。
というわけで来年、期待してますよ!

2018年アイスショー〜CWW〜

今更感溢れてるけど、自己満足記事として、これからちょっとずつ、今年見てきたアイスショーの感想記事をあげていきます。

まずはこれ、4/13〜4/15に開催された羽生くんの凱旋ショーことContineus with Wings。私は4/13と4/15を鑑賞してきました。

主役である羽生くん本人はリハビリ期間のため、スケーティングでの出演はなし、通常のアイスショーと比較したらかなり少なめのゲストスケーター6名+1組(とはいえ、人数にかんしては前回ソチ五輪時の凱旋ショーTogether on Iceでもそうだったためそこは想定内)、しかしその内の1人は約40年前に引退している日本スケート界のレジェンド佐野稔先生!今は解説などで活躍されているけど滑れるの!?(←)

ぶっちゃけ内容が全く読めず、楽しみに思いながらも大丈夫だろうか・・・と申し訳ないけど不安に思っていました(笑)本人のその後の足の状態も全く分からない状態でしたしね。

でもね、そんな不安杞憂でした。プロデューサー羽生結弦を侮っていました。

羽生くんの、羽生くんによる、羽生ファンのための立派な素敵なショーでした。

 

会場に入ると、羽生くんがこれまでプロに使用してきた曲が流れていて、否が応でも気持ちが高まります。そのBGMも、SEIMEIが流れてきたらもうすぐショーの始まりの合図。試合のときのように、観客から自然と手拍子が起こります。映像が流れているわけではないのに観客みんなの脳内では羽生くん滑っています。最後のステップ、スピン(※曲しか流れていません)に入り、チャララ~~~・・・ドン!っと太鼓が鳴ったら割れんばかりの歓声。

金メダルを今獲得したような気持ち!!!(笑)

 

暗闇の中に現れるゲストスケーター、そしてこのショーの主役羽生結弦

羽生くんが氷の上に乗っている・・・もうそれだけで私も私の周りも涙目ですよ。しかし、羽生くんはリハビリ期間中。少し氷に乗ると、ショートサイドに用意されたステージへ。そうだよね、今は滑れないよね・・・そんなちょっと悲しい気もちになりつつも、羽生くんは言葉でこのショーがどういった意味をもって開催されたのか語ってくれました。

このショーで来てくれたスケーターは皆、羽生くんがスケーターとして成長していく中で影響を受けてきた人物。そんな偉大なスケーター達が演技を披露してくれるので、その演技をぜひ見てほしい。そしてその演技を通じて羽生結弦はこんなところから影響を受けたんだな・・・と、そういうことを感じ取ってほしいと。

 

プルさん:言わずとしれた羽生くんが尊敬してやまないスケーター、神。

ジョニー:男性スケーターの中での美しさを極めたスケーターとして尊敬。以前は衣装も作ってもらっていた。

ジェフ:記録更新しつづけてきたSPプロを振りつけてきたスケーター。

シェイ:記録更新しつづけてきたFSプロを振りつけてきたスケーター。

川スミ:ゆうこさんはペアスケーターとして活躍するため単身ロシアに渡っており、羽生くんがカナダに行く際に、そのことに勇気づけられていた。

無良くん:羽生くんの兄貴分。ジャンプを教えてもらったり面倒見てもらったり。

佐野先生:羽生くんのおねえさんが佐野先生が開いたスケート教室に行ったことがきっかけで羽生くんも一緒にスケートを始めるようになった。つまりは羽生くんのスケートの原点。

 

最初に書いたとおり、他のショーに比べたらスケーターは少ないです。ただ、羽生くんの言葉でこのスケーターはこういった方で・・・こんなところに影響を受けて・・・と説明があり、羽生くんがリクエストしたプログラム、または羽生くんのことを思って選んでくれたプログラムを皆さん滑ってくれて、とても温かい。

多分会場には羽生くんしか知らない・・・って人もいたかもしれない。羽生くんは興味あるけど・・・って人もいたかもしれない。けど、そんな人たちにも、羽生くんが影響を受けてきたこのスケーター達はこんなに素晴らしいんだよっていうことが伝わったんじゃないかと思います。

こうしてゲストスケーターが素敵なプロを滑ってくれていますが、もちろん主役の羽生結弦トークで参加。羽生くんからゲストスケーターへの質問コーナー、五輪時の写真を見ながら本人解説(※映像は大人の事情で使えず連続写真w)、事前に募集していたファンからの質問コーナー、会場に来ているちびっこからの質問コーナー・・・と本人滑れない中で大忙しですよ!

そんな中で一番面白かったのが、佐野先生、羽生くん、無良くんによる技術講座。羽生くん本人が滑れないため、無良くんが代わりに羽生くんの難易度の高い得意技を披露する別名:無良くんプロ養成講座ですw無良くん本人はほとんどやったことがない技をやらせるという無茶ぶりwしかしそこはベテラン。練習では上手くいかなかったーと呟いていたのですが、本番では決めてきました。さすが兄貴!

羽生くんって難しい技をさらりとこなしてしまうので、その難易度が伝わりづらいところがあるのですが、やはり難しいんだな・・・と痛感。でもそんな技を引きうけて、しかも本番に決めてくれた無良くんも凄い!もし来年もこのショーがあるようならまたお願いします!(笑)

 

そんなこんなでゲストスケーターの滑りやトークが繰り広げられて、もうそろそろショーも終わりかな・・・フィナーレくらいは羽生くん周回してくれるといいね・・・なんて思っていたそのとき。暗闇のなかでリンクにとびだしていく人影。何やら見覚えのあるシルエット。え、まさか、え。

懐かしのチゴイネルワイゼン衣装を着た羽生結弦ううううううううう!!!????

え、どういうこと?今回は滑らないんじゃ?っていうかチゴイネ?よく入ったな!?シニアデビュー当時の衣装だぞ!?

もう頭の中大混乱です。

そう、観客のみんなプロデューサー羽生結弦にサプライズを仕掛けられていました。安静期間を終えて、練習を始め、ステップ、スピンに関しては痛みを感じずに出来ることが分かり、ジャンプを抜いて観客のみんなにこれまでの過去プロをメドレーで披露しようと。

もうさ、もうさ、このショーでは滑るところなんて見れないと思っていたんですよ。それがまさか、滑るところ、しかももう見ることはできないと思っていた懐かしの過去プロを見ることが出来るなんてさ、涙がちょちょぎれんばかりですよ!!!!

[1日目]

ロシアより愛をこめて(ノービス時代)

チゴイネルワイゼン(シニア1年目のFS)

バラード一番(平昌五輪時のSP)

[2日目]

ミッションインポッシブル(ジュニアワールド優勝時のSP)

悲愴(シニア2年目、ワールド銅メダル獲得時のSP)

パリの散歩道(ソチ五輪時のSP)

[3日目]

Sing!Sing!Sing!(ノービス時代のSP)

旧ロミジュリ(シニア2年目、ワールド銅メダル獲得時のFS)

SEIMEI(平昌五輪時のFS)

 

もうどのプロも大好きなんですけど、曲も振付も好きだけど昔すぎて生で見ることはできなかったSing!Sing!Sing!、そしてエキシバージョンは見たことはあるけど、試合用は現地では見ることがとうとう出来なかった私の中では永遠の一番、旧ロミジュリをこの目で見ることが出来たんです。

羽生くん本人もスケオタなので、きっとこの企画がどれだけファンが喜ぶかよくよく分かってやってくれたんじゃないかと思うんですよね。もうファンでいて本当によかった(涙)

 

最初はどんなショーになるのか、ぶっちゃけ大丈夫?と思っていたアイスショー、終わってみるとそんな心配なんて無用どころか頭を地面にこすりつけて土下座して謝るくらいファンのことを大事に思ってくれて、ファンが喜ぶ、そんな心温まるショーでした。

ファンもゲストスケーターもみんな羽生くんのことを大好きな人たちが集まっているからか、羽生くん本人もこちらの勝手な思い込みかもしれませんが心がちょっとオープンになっていたような気がします。喋る内容もファンの前だからこそしゃべってくれてるんだろうなってこともあったり、甘い言葉もあったり(笑)ほんまこの人、人たらしだわwでもそんな風にその場にいるみんなが温かい気持ちになれて、本当に本当にいいショーだったと思います。

本人も言っていたけど、今年だけじゃなく、来年以降もぜひ続けてほしいですね。できれば会場はもっと大きいところに変えて(笑)

 

 

スケート

海外観戦までしてしまうほどスケートにはまり込んでしまっている私。そんな私にとってのスケートの一番古い記憶は、多分トリノ五輪あたり?それよりも前?おぼろげになってしまったけど、夕方のニュースで真央ちゃんやヨナが取り上げられてた頃だったような気がする。

ヨナがハーネスをつけて練習してた映像が何故か今も記憶に残っている。(当時は分からなかったけど多分3A練習してたのかな?)

しかし当時はそんな感じでニュースをチラッと見るだけで五輪も荒川さんが金を取ったんだなぁと思ったくらいでほぼ見ていなかった。


そんな私が何をキッカケにスケートをちゃんと見るようになったかというと、大学を卒業する年、当時某動画サイトでプルシェンコのSEX BOMBにブロリーの顔をコラった「もしブロリープルシェンコだったら」という大変バカらしい(笑)動画があがっていて、それを友人からオススメされて見たこと。

もう笑いに笑った。そもそものこの滑ってる人もキレキレすぎて。

そこから、プルシェンコとはいったい何者なのだ?という興味が湧いて、コラされていない普通のスケート動画を検索していった。検索してみれば出るわ出るわ圧倒的な演技の数々。なんてオーラを放ちながら滑る人なんだろうなぁ…と感心していたら、あれま。バンクーバー五輪が始まったではありませんか。そのプルシェンコも五輪に出ているというではありませんか!よし見よう!ってことでテレビ観戦。

スケートの知識はほぼ皆無な状態で見たバンクーバー五輪。今になって見返してみると結構軸が曲がったジャンプも多く、あれ?と思うところもあるけど(笑)でもその曲がろうが何だろうが俺は転ばねぇ!!というど根性ぶりも含めて、その佇まいやリンクの上から放たれるオーラにただただかっこいいなと、更に興味を惹かれることとなった。


このころ私は広島に住んでいたのだけれども、そのまま広島に居続けたらおそらく「かっこいいな」と思うだけで、フィギュアを生で見る機会はなく、いつしか興味は消え去りフィギュアも見なくなっていたと思う。しかしバンクーバー五輪期間中、就職が決まっていた会社に呼び出され「では東京勤務でお願いしますね」とまさかの東京勤務の命令が下され、生まれてからずっと住み続けた広島を離れ、大都会東京に移り住むことになったのです。

フィギュアへの、というか半分はプルシェンコ(笑)への興味を保ちつつ東京へ引っ越した私。最初は慣れない一人暮らしでホームシックになるやらなんやらで大変だったけど、なんとかそんな生活にも慣れてきた頃、ネットでプリンスアイスワールド東京の宣伝を発見。広島だとそんな機会はなかったけど、東京なら現地でスケートを見る機会があることに驚きながら詳細を見てみてみると、出演者にプルシェンコの文字!見れんの!?マジで!!?

すぐさまチケットを確保し、お一人様でドキドキしながら初めてのフィギュアスケート生鑑賞(ちなみにふれあいには参加できないS席だった記憶。当時はふれあいタイムなんてものがある事は全く知らなかったけど)

行ってみると当たり前だけど目の前には氷のリンクが広がっていて、常設リンクなのもあってヒンヤリした空気。かってもなにも分からないのでとりあえず大人しく座って開演を待つ。

ほかのスケーターのことはもうポチポチ打つのが疲れてきて申し訳ないけど割愛。

会場にプルシェンコの名前がアナウンスされた瞬間、会場が揺れるんじゃないかってほど大歓声が沸き起こった。テレビで見るスケートと実際に会場で見るスケートは全然違って、氷が削れる音や、ジャンプの迫力や、こちらに向かってスケーティングしながらアピールしてくれるところとか、ただただ新鮮でとても楽しかった。

そんなアイスショーの時間はあっという間に終わり、気がつけば…

「またアイスショーに行かねば、スケートを見ねば……」というスケオタが出来上がっていたのであります。

ちなみに今は現役では羽生くんを絶賛応援しているのだけれど、私が行った日とは別日に羽生くん出演していたのですよね。当時も羽生くんのことを知ってはいたし、見たかったのだけど、羽生くんの出演が決まったのは私がチケットを買った後で、初アイスショーの私にはチケットを更に買い足すという勇気はな買ったのですあえなくこのときは見る事は叶わなかった。今考えると惜しいことしたな。まぁその数ヶ月後に別のショーで見る事はできたのだけど、ここでは割愛。